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【紙ジャケ】Rasa / Everything You See Is Me

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・国内盤
・規格番号:VSCD-9471
・リリース年:2014年(1978年)
・盤質:A
・ジャケット:A
・ケース:紙ジャケA
・帯:あり
・どこまでも優しく、甘く、感動的なメロウソウルの数々がここに....。
1978年にISKCON(クリシュナ意識国際協会)の依頼を受けて吹き込まれた本作は、その成立ちに反し、全編が素晴らしい、まさに宗教系メロウソウル、AORの最高峰の1枚。同時期のスティーヴィー・ワンダー直系の極上メロウな名曲群に加え、Common Senseが名曲「Take it EZ」でサンプリングした「When Will The Day Come」などを含む奇跡的な傑作が、幾多の権利関係の難関をクリアし、遂に遂に世界初の正規銀盤化です。これはちょっとした事件かも知れません...。

1960年代に生まれたヒンドゥー教系の新興宗派、ISKCON(クリシュナ意識国際協会)の活動促進の為、1978年に吹き込まれたのが本作。ジョージ・ハリスン、アリス・コルトレーン、ニール・ダイアモンド、リッチー・ヘブンス、そしてスティーヴィー・ワンダーなどの著名なミュージシャンが当時傾倒していたISKCONが、名曲「Feel like making love」のヒットで知られるユージン・マクダニエルズの子息、ロンドン・マクダニエルズと、ジョルジ・バレイロ(同年にはJ.O.B. Orquestra (ジェイ・オー・ビー・オーケストラ)名義で同目的のソウルの傑作『オープン・ザ・ドアーズ・トゥ・ユア・ハート』[VSCD9472] をリリース)に依頼し生まれたのがRASA(ラサ)名義の本作『エヴリシング・ユー・シー・イズ・ミー』です。

そのサウンドは、前述のスティーヴィー・ワンダーを思わせるような極上のメロウさを売りにしたブルーアイドソウル、AOR的な作風で、前置きにあるような宗教臭さを全く感じさせない本格的で洗練された内容です。まず、ソングライティングの良さが際立ち、作品全編を貫く圧倒的なクオリティに驚かされますが、華麗なストリングスをふんだんに用い、トロけるエレピ、タイトなリズムワークを軸にした演奏も豪華。さらに、クリストファー・マクダニエルズ(彼もまた、ユージンの息子の一人)の甘く優しい歌声も印象的でサウンドにマッチしており、奇跡が生まれる下地が揃っています。

オープニング、フワリと地平が広がるようなシンセのイントロから絶品のメロウなタイトル曲「エヴリシング・ユー・シー・イズ・ミー」が作品の素晴らしさを約束してくれますが、絶妙のメロウネスと高揚感が交錯する「クエスチョンズ・イン・マイ・マインド」、「ジャスト・フォー・ビリービング」、ウットリするようなバラッドの「ア・パーフェクト・ラブ」、コモン・センス(コモン)のサンプリングソースとして一躍有名になった「ホエン・ウィル・ザ・デイ・カム」など、アルバムを真っすぐに貫くような極上の世界観がとにかく素晴らしい1枚です。何度聴いても、味わいは増すばかり。そんな素晴らしい作品なのです。

本作は、この当時の協会の勢いを反映し、世界中でヒットしました(米国以外でも、フランス、イタリア、オランダ、英国などでリリースされ、秘かにミリオンセラーになったそうです...)が、協会の後ろ盾だけで無く、その音楽性もセールスに確実に貢献した事でしょう。このヒット故に、中古盤のLPは今でも入手し易い状態ではありましたが、作品の存在意義から誰もが想像できる通り、非常に複雑な権利関係故に、かつて一度もCD化はおろか、復刻すらされた事の無い作品が、プロダクション・デシネの尽力により、遂に銀盤化となります。構想10年以上、権利調査、交渉にも3年と言う歳月(この辺りのお話は、また機会があれば封入予定の解説などでご紹介出来ればと思います....)をかけた渾身の復刻作品です。

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